月 土地

地球圏外の不動産を扱うルナエンバシーで、月の土地を買う

夜空に輝く月は、太陽のような熱さや激しさはありませんが、非常に神秘的でロマンチックな輝きがあり、またその満ち欠けを繰り返すさまは儚げでもあり、見る者の心を掴んで離しません。

 

 

眺めているだけで気持ちが穏やかになり、落ち着くと感じている方も多いでしょう。

 

 

広大な宇宙を感じることで、自分の中の悩み事など如何にちっぽけなものかと思い知らされ、明日からまた頑張ろうという気持ちにさせてくれます。

 

 

そんな儚さを含んだ美しさが魅力の月ですが、実は個人的に購入できるというシステムがあることをご存じでしょうか。

 

 

もちろん、月を丸ごとというわけではありませんが、月の土地はルナエンバシーという企業によって、販売されているのです。

 

 

月は誰のものだろうと考えたルナエンバシーの創立者、デニス・ホープ氏が、このロマンチックな商品の立役者です。

 

 

法律その他を徹底的に調べたところ、1967年に発効された宇宙条約以外は、月や宇宙にまつわる法律はないことが判明しました。

 

 

しかもこの宇宙条約で禁じていたのは、国家が権利を独占することであり、個人レベルの所有権の是非については書かれていなかったため、行政機関や政府、国連などに申し立てを行ない、地球圏外の不動産業が発足したのです。

 

 

ほんの一部であっても、夜空に輝く月に所有権があると考えると、宇宙は少し身近に感じられるようになるかもしれませんね。